泥谷

【実録】ギャンブル破滅物語:自己破産への軌跡

​第12話:夏の日差しと、借金の告白

「借金がある」伝えなければならない。そう思いながらも、俺は喉の奥まで出かかった言葉を、何度も血を吐くような思いで飲み込み続けていた。​家族にとっては、何も変わらない日常が流れる日々。なかなか言い出せず悶々としていた休みの前日の夕食時、父が明...
【実録】ギャンブル破滅物語:自己破産への軌跡

​第11話:死刑宣告と、震える指先

本記事についてのご注意+本記事は過去のギャンブル依存症による深刻な債務状況を告白するものであり、借入れや返済の滞納を推奨するものではありません。また、クレジットカードのショッピング枠の現金化は、各カード会社の規約で固く禁止されており、強制解...
【実録】ギャンブル破滅物語:自己破産への軌跡

第10話:総量規制の壁と、ショッピング枠を削る日々

本記事についてのご注意+本記事に記載されている「クレジットカードのショッピング枠の現金化」は、カード会社の規約で厳格に禁止されている行為です。利用停止や一括返済、さらには法的トラブルに発展する非常に危険なリスクを伴います。本記事は過去の依存...
【実録】ギャンブル破滅物語:自己破産への軌跡

第9話:絶望と、歪み始めた世界

​車検を機に手にした50万円の枠。それからは、給料をパチンコで失くすと、まるで自分の貯金を引き出すかのように平然とATMから金を借りるようになった。​50万円の枠なんて、適当にパチンコを打ち散らかす俺にとっては砂漠に撒いたコップ一杯の水に過...
【実録】ギャンブル破滅物語:自己破産への軌跡

第8話:財布の中の打ち出の小槌と、鋼鉄の監獄

​工場で働き出し、初めて手にした「まとまった給料」。実家に数万円入れ、残りは自由に使う。学生時代に比べれば、自由に使える金額も増え、天国のような暮らしだった。​だが、そんな余裕も、パチンコの爆音と光の中に溶けて消えるのは一瞬だった。給料日直...
【実録】ギャンブル破滅物語:自己破産への軌跡

第7話:初任給の全能感と、開かれた地獄の門

工場の機械音が響く中、俺は初めて「まともな社会人の報酬」を手にした。給与明細に印字された数字を見て、胸が熱くなったのを覚えている。学生時代のバイト代や、職業訓練の手当とは、背負っている「重み」が違った。​実家暮らしということもあり、家にはい...
【実録】ギャンブル破滅物語:自己破産への軌跡

第6話:偽りの再出発と、完成した「軍資金源」

一年も留年した挙げ句、就職も決まらずに帰ってきた息子。そんな俺を迎える両親の顔は、隠しようのない苦渋に満ちていた。「お前はもう若くないんだぞ。一刻も早く仕事を探せ」その言葉が、耳の奥に突き刺さる。​過去の父に反論しても仕方のないことだが、今...
【実録】ギャンブル破滅物語:自己破産への軌跡

​第5話:嘘の城と、完済という名の「毒」

​大学3年。積もり積もったサボりのツケが、目に見える数字となって襲いかかってきた。単位が、絶望的に足りない。今からフルで取得しても、卒業できるかどうかは紙一重の博打だった。​慌てて教室に顔を出し始めたが、心ここにあらず、だ。こんな状態になっ...
【実録】ギャンブル破滅物語:自己破産への軌跡

​第4話:暗い部屋と、玉とメダルに消えた家賃

最初は、一人でホールへ行くのが怖かった。店内の独特のルールが分からず、殺気立った空気もどこか自分の住む世界のものとは違う気がして、N氏の背中を追うように付いていくだけだった。だが、人間というのは恐ろしいほどすぐに慣れる。​完全にパチスロの虜...
【実録】ギャンブル破滅物語:自己破産への軌跡

​第3話:初めてのスロットと、飲み込まれた一万円

高校時代の成績は芳しくなかった。それでもネットゲームに明け暮れる日々の中で、唯一のモチベーションは「県外の大学へ出て、一人暮らしをすること」だった。​そのモチベーションを糧に、流石の俺もネットゲームをやる量を減らして勉強した。その努力が実を...